気分の落ち込みだけではなく体調にまで影響を与えるうつ病。「自分は大丈夫」と思っている人でも、発症してしまう可能性は充分あります。ここではうつ病を発症した場合にどのような治療を行っていくのか、詳しく解説します。

うつ病治療薬

うつ病のメジャーな治療方法の一つとして、薬を服用することが挙げられます。ここでは、うつ病の治療薬にはどんな種類があるのかをはじめとして、治療薬を服用した際の効果や服用の注意点について詳しくご説明します。

うつ病治療薬の種類

うつ病で用いられる薬には色々な種類が存在し、それぞれに特徴があります。まず、SSRI薬と呼ばれる抗うつ剤があります。SSRIとはSelective seretonin reuptake inhib…

うつ病治療薬の効果

うつ病の治療薬には一つ大きな特徴があります。それは、即効性はあまりないというものです。精神薬の一つに「抗不安薬」と呼ばれるものがあります。電車の中で急に不安を感じ、激しい動悸などが起こるパニック障…

うつ病治療薬を服用する際の注意点

うつ病だと病院で診断された場合、まずは薬による治療を勧められるでしょう。精神科というと、ドラマの描写などを通じて医者に自分の悩みなどをじっくり聞いてもらって治していくというイメージを持つ人もいるか…

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うつ病に効果的なTMS治療

治療の流れ

万が一うつ病を発症した場合、どのような流れで治療を実施するのでしょうか。ここでは、うつ病の治療の流れと少しでも治療期間を短くするためにできることを、わかりやすく解説します。うつ病の治療に関して困っている方の参考になれば幸いです。

治療期間を短くするために

早めの受診を心がける

うつ病はなかなか自分で気づきにくい疾患です。ちょっと疲れているのかなと自分で何とかしようとしてしまいがちです。そしていよいよこれは精神がやられているなと気づいて受診したときにはかなり重度な状態になっていて、治療が長引くということが起こります。うつ病は健康診断でも初期はなかなか気づきにくいものです。睡眠不良で心療内科にかかる人や自律神経失調症と内科で診断を受ける人もいます。うつ状態の時はネガティブ思考に陥るもので、回りはみんな同じように頑張っているのに気分が落ち込むくらいで病院にかかるなんて甘えたことはできない、とそもそも病院にかかることすらしない人もいます。そして重篤化した結果自ら命をたつという最悪の結末を迎えることも少なくありません。ちょっとしたサインを見逃さず、早めに専門医に相談することが大切です。 精神科と言うと少し敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、内科や皮膚科と同じ、そこはひとつの診療科です。何も構える必要はありません。病院やクリニック側も工夫していて、すごくきれいで清潔な待合室や診療室を備えているところも多くなってきています。自分のなかで高い敷居を作ってしまわず診察を受けにいきましょう。

クリニック選びをどうするか

クリニックと病院は厳密に定義すると違うのですが、ややこしくなるのでここでは呼称をクリニックに統一します。先に気軽に受診を、と言いましたが、そうは言ってもなかなか未知の領域に足を踏み込むのは勇気がいるものです。そこで医師に紹介してもらうという方法があります。例えば睡眠不足を主訴に内科や心療内科に先にかかります。そこで今の精神状態や出ている症状を医師に伝えてください。また自分から精神科にかかろうと思っているという旨を伝えてみるのもいいでしょう。そうすれば医師は自分がうつ病を専門としているなら、その時から治療が始まりますし、専門外なら近隣のクリニック宛に紹介状を書いてくれます。紹介状の発行料はかかりますが、手紙があれば精神科にかかる敷居もグッと低くなりますし、初期費用が安くなることもあります。 そうして早期に治療を始めることで治療期間を短縮できる可能性が高くなります。 また治療の方針にも気を配ってみるといいでしょう。とりあえず薬だけたくさん出してくるとか話を聞いてくれないとか、担当医との間に思わしくないことがあった場合は、セカンド・オピニオンで別のクリニックに相談すると言う手もあります。精神領域のことなので医師を信用できなくなれば治療効果も十分なものでなくなってしまいます。